リップルのXRP建てのヘッジファンドの設立を発表。一億ドル規模からスタート。


2017年11月28日、有名な技術者であるマイケル・アーリントン氏(Michael Arrington)が、XRP建ての新しいヘッジファンド「Arrington XRP Capital」を設立することを発表しました。ファンドは1億ドルの規模から始められます。 

 

このファンドは、テッククランチの前CEOであり、M&Aエグゼクティブや投資銀行の経歴も持つHeather Harde氏及び、技術エグゼクティブのGeoffrey Arone氏、そして、アーリントン氏を含む3人のパートナーによって運営されます。 

 

 

  

ヘッジファンドとは? 

 

金融派生商品など複数の金融商品に分散化させて、高い運用収益を得ようとする代替投資の一つ[1]。投資信託そのもののみならず、投資信託を運用する基金や組織を指すこともある。ヘッジファンドも機関投資家の一種である。 

引用:wikipedia 

 

現在、顧客から資産を預かって運用する組織というのは、BTC建て、ETH建て、FIAT建ての三本です。 

 

今回の発表で初めて「XRP建て」が追加されることが決定しました。 

 

リップル(XRP)建てのヘッジファンドとは? 

 

ファンド資金を全てXRPで集めて、ブロックチェン技術を持つ組織に対して投資を行います。 XRPを使ったICOと考えるとイメージしやすいと思います。 

 

誤解する人が多いようですが、仮想通貨取引所でXRPを使って通貨を売買できるようになるということではありません 

 

でもXRPで投資をする組織が現れたということは、今後XRPが基軸通貨になる未来は近づいているように思います。  

 

 

アーリントン氏の語るファンドの指針とは? 

 

アーリントン氏はニューヨークで行われたCoin Desk社のイベント「ConsensusInvest」でリップル建てのヘッジファンドの設立を発表しています。 

 

XRP建てを発表したアーリントン氏が語るファンドの指針とは以下のようなものです 

 ・ファイル共有などのオンラインサービスの使用例をもつICOに重きを置く 

 

・仮想通貨関連のスタートアップ企業の株式に投資することはない。 

 

 

XRPを選定した理由としては、XRPが超高速かつ安全な決済通貨であることや、仮想通貨が国境を越えてグローバルにファンドを集めることができること等を挙げています

アーリントン氏は、ファンドの購入、配当、従業員への給与の支払いの全てにXRPを使用することを表明しました。現在、このファンドは投資ターゲットの50パーセントの資金をすでに集めています。 

 

 

マイケル・アーリントン氏とは? 

 

アメリカのシリコンバレーで「TechCrunch」というメディアサイトの創業者、ベンチャーキャピタリストとして知られています。アーリントン氏自身も資産の10パーセント以上を仮想通貨に投資しているそうです。 

 

  

彼は自分のブログで 

「一部の人は、仮想通貨業界がバブルの真っ只中にあることから、このプロジェクトがクレイジーであると主張するかもしれない。しかし、1年前に仮想通貨の時価総額は全体でわずか140億米ドルであったのに対し、今日では、実際に3000億米ドルにまで成長している。」 

と記述。さらに 

「”これは、さらに一歩踏み込むべきでなく、仮想通貨業界から足を洗う絶好の時期だ!”と多くの人が主張する中で、同様に多くの人が、これは仮想通貨時代の幕開けに過ぎないと主張する人も存在しており、私自身もそのうちの1人。」 

と付け加えています。 

 

  

まとめ 

 

リップル支社はこのファンドの投資家でもないし、パートナー契約を結んでいるわけではありません。しかし、今回のニュースは、リップル社CEOのブラッド・ガーリングハウスも歓迎しているそうです。 

 

今回、このニュースが発表されると、リップルの価格が高騰しています。多額の資金がXRPで動くことへの期待値は高そうです。 

 

 

Michael Arrington Has a New $100 Million Hedge Fund That Will Be Valued in Ripple’s XRP 

Nov 28, 2017 by Jeff John Roberts  

参考記事はこちらから 

 

 

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