Factom(ファクトム)ってご存知ですか?国内の有名取引所「簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck」でも取り扱いがある硬貨なのに、意外と知られてないような気がします。今が買い時!?
ファクトムは実際に様々な場面で活用され始めています。今回はファクトムについてまとめてみました。
Factom(ファクトム)とは?
Factom(ファクトム)は、2015年に誕生したアメリカ発の仮想通貨です。ファクトムとは、Factom社が運営する貸付記録や証券、保険など、あらゆる書類や記録をブロックチェーン上で管理することを目的にした分散型データベースの名前です。
ビットコインにはない特徴を持つ仮想通貨2.0の通貨の一つで、データベース名がFactom、データベース内の通貨名がFactoid(FCT)です。
Factom社はテキサス州オースティンに本社を置き、サニーベール、カリフォルニア、上海、北京、中国、ロンドンなど、世界中に支社を構えるほど企業規模を拡大しています。
Factomの概要
・発行日 2015年10月
・ブロックチェーン ビットコイン
・公式サイト https://www.factom.com/
・トークン名称 Factoid(FCT)
・総トークン供給量 8,753,873 Factoid
・Factom創業者 Peter Kirby
Factom(ファクトム)の活用例は?
ファクトムデータベースは、様々な活用がされ始めています。
①ホンジュラスにおける土地の権利を記録
2015年8月にファクトム社とホンジュラス政府がパートナーを組んで土地権利に関する記録を扱うことを発表しています。ホンジュラス共和国とは人口800万人の国ですが、殺人事件の割合が世界一という非常に貧しい国です。
国のデータベースは脆弱で、すぐにハッキングされ、土地の権利者の情報が書き換えられてしまうので、土地権利の管理には悩まされていたようです。Factom社とパートナーを組んで、半永久的にセキュアな土地権利記録ができるようにブロックチェーンテクノロジーを利用した開発を続けています。
②証券データの記録
2016年8月に金融データとアプリを提供するIntrinioとファクトム社がパートナーを結びました。これにより、膨大な証券取引記録をファクトムデータベースに保存するプロジェクトが始まっています。
③住宅ローンデータの記録
2017年4月にファクトム社は、 Factom Harmonyという製品を発表しました。ファクトムハーモニーとはアメリカで住宅ローンにかかわる仕組みをfactomで記録することを目的としています。
住宅ローンは金融機関、不動産業者などと公的な書類のやりとりが多いことからfactomを利用することで、管理コストや手間の低減とセキュリティの向上が図れるそうです。
④マイナンバーデータの記録
2017年6月にカウラ株式会社と株式会社アトリスはファクトムのブロックチェーンを使用して、利用記録管理システムを共同開発することを決めました。
Factomの特徴は?
①ファクトムハーモニー
最大の特徴はファクトムハーモニーです。これはビットコインでいうブロックチェーンのことです。
ファクトムハーモニーでは、ビットコインのブロックチェーンに比べて、負担をかけることなくデータを素早く記録することができるそうです。技術が素晴らしいので、上記に述べたような活用法が数多くあるのですね。
②運営元がしっかりしている
ファクトムには運営元があります。ビットコインは運営者がないのが一つの特徴なのですが、少し不安もありますよね。その点、ファクトムは運営元がしっかりしています。→www.factom.jp
Factom(ファクトム)のデメリットは?
①1社で管理している
ファクトムはファクトム社が1社で管理しているため、もしもファクトム社が破綻してしまえば、ファクトムも無くなります。
②ブロックチェーンへの依存
ハードフォークが行われたら、それに合わせて対応が必要になります。
ファクトムはどこで購入できる?
現在、簡単安心!ビットコイン取引所 coincheckでファクトムを購入することができます。日本の取引所で買いたい場合は、コインチェック一択となります。
海外の取引所の方が、手数料は安いのですが、セキュリティー面など総合的に考えると、コインチェックがおすすめです。登録は簡単で5分ほどで終わります。まずは無料登録からどうぞ。
まとめ
ファクトムは、アメリカで非常に評価の高い仮想通貨の一つです。時価総額ランキングも少しずつ上がってきているし、安いうちに買っておくのも良いかもしれません。
5〜6月の値段を超えられていないのは、リップルとファクトムだけと言われていましたが、リップルは先日、大暴騰しましたね。次に続くのはファクトムなのでは!?