リップル関連株として「SBIホールディングス」に注目。今後10000円もある!?

SBIホールディングスの株に注目が集まっていますね。仮想通貨のリップル(XRP)が先週から暴騰していますが、SBIの株もほぼ同時に伸びてきており、注目の高さを感じます。 15日には日経新聞でも取り上げられていましたね。

 

現在の株価は2568円(1株)です。チャートを見てもらうと、11月の終わりからの伸びがわかっていただけると思います。SBIホールディングスの株掲示板を調べると、年内3000円、長い目で見ると10000円いくのでは‥という話も出ています。

SBIホールディングスとは? 

SBIホールディングスは、インターネットをベースに金融関連事業からスタートした会社です。 

 

1999年「ソフトバンク・インベストメント株式会社を」設立。2005年に純粋持株会社化に伴い、現在の社名になっています。 

 

本社は東京都港区六本木で、証券コードは8473です。 

 

現在は、金融関連以外にも、「システムソリューション事業」など金融以外の分野にも事業展開をしています。グループ企業には、SBI証券があり、ネット証券として、有名ですよね。 

 

 

株価指標は、現在(2017年12月17日)PER :15.58倍、 PBR:1.38倍、 ROE:8.7%です。 

SBIホールディングスの概要 
商号  SBIホールディングス株式会社 
英文表記  SBI Holdings, Inc. 
本社所在地  〒106-6019 東京都港区六本木一丁目6番1号 
代表電話  03-6229-0100 
事業内容  株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等 
設立  平成11年7月8日 
資本金  81,681百万円 
発行済株式数  224,561,761株 (自己株式を含む) 
決算期  3月 
従業員数  連結 5,070名 / 単体 196名 

 

 

北尾会長からのメッセージにブロックチェーン技術への言及

SBIグループは「金融の規制緩和」と「インターネット革命」という2大潮流に乗って、消費者により高い便益性をもたらす金融サービスを多岐にわたって展開することで飛躍的な成長を遂げてまいりました。
これらにより、世界で極めてユニークなネット金融を中心とした金融コングロマリット(FinTech 1.0)が完成し、中期的に注力してきた収益源の多様化によって株式市況に過度に依存しない事業基盤を構築しております。 

現在、SBIグループではブロックチェーンを中核技術とした革新的な金融サービスを提供する完全なブロックチェーン金融生態系(FinTech 2.0)への移行プロセスを推進しています。
 

( SBIHPより)

 

 オンライン証券では他社を圧倒している。今後の目標は野村などの大手証券会社。

・フィンテック投資ファンドの設立によって利益のさらなる獲得を目指す。 

アメリカのブロックチェーン分野の影響力のある企業として1位に挙げられている。

・今後も韓国でフィンテック関連分野に投資を進めていく。

(北尾会長の発言より)

 リップル社とSBIの関係は? 

 

2017年6月26日には北尾会長は「XRP暴騰、弊社も含み益が出ている」と発言されています。 

 

 

 (2017年7月の株式総会資料より)

2017年7月27日の上記資料によると、SBIホールディングスはリップルへの出資比率11.5パーセントとのことです。説明会時点で、リップル社が保有する550億+67億XRPに、当時の市場価格を掛け合わせて金額をリップル社の評価額に含むなという前提で、SBIの出資比率を金額に置き換えると、1930億円。 

 

現在、リップルは、暴騰しており、3倍近くになっているので‥SBIがどうなっているかは想像できますよね。 

 

リップル社の成功は、SBIホールディングの成功にも繋がるのがわかっていただけますか。リップル社は現在、主要銀行に入ってきており、金融界で今後力を増していくことは間違いなさそうです。 

 

SBIホールディングスの株主優待は? 

 

SBIホールディングスには株主優待制度もあります。権利確定月は3月です。 

「アラプラスゴールド(90粒)」(9800円分)の引換券と「アラプラス糖ダウン(10カプセル)」(1994円相当)」の引換券がもらえます。 

 

1000株以上の場合は、継続保有1年以上の場合、
(1)「アラプラス ゴールド(90粒)」(9,800円相当)1個引換申込券
(2)「アラプラス 糖ダウン(10カプセル)」(1,944円相当)2個引換申込券
(3)「アラプラス ゴールド(270粒)」(24,300円相当)1個引換申込券
(4)「アラプラス モイスチャライジングクリーム」(12,000円相当)1個引換申込券
 

 

 

SBIホールディングスの配当は? 

 

SBIホールディングスの年間配当金は、最低配当金額として、1株あたり10円だということです。 

 

なお、これまでの配当は、2017年度が年間 55円、2016年度が年間45円、その前の年間配当が、35円、20円、10円ということからもだんだん配当が高くなってきていることがわかります。 

 

 

 SBIが力を入れているフィンテックとは? 

 

SBI証券の他の証券会社にない強みとしてはフィンテックへの取り組みが他社と比較しても進んでいる点です。 

 

フィンテックとは、フィナンシャル(financial)とテクノロジー(technology)を組み合わせた造語でIT技術により金融コストを大幅にカットしようとする試みのことを指します。 

 

特にSBI証券は仮想通貨を使った送金手数料のコストカットに意欲的に取り組んでおり、リップル(XRP)という仮想通貨を送金決済に用いることで大幅なコスト削減を行う見込みだとしています。 

  

そして2018年を目途にリップル(XRP)を使った国内外の銀行送金を日本のほぼすべての銀行が一斉に使うためのリップルの普及を目的とした内外為替一元化コンソーシアムもSBI証券が主導で勧めています。 

 


SBIホールディングスの今後は? 

SBIホールディングスは、リップルを使った送金コストの削減だけでなく、仮想通貨事業にも参入しています。現在、仮想通貨取引所の運営と仮想通貨のマイニング事業にも乗り出しています。

北尾社長の発言によると、仮想通貨のマイニングはすでに始まっているようです。ビットコインキャッシュのマイニングに力を入れているということです。北尾社長は、将来的にビットコインではなく、ビットコインキャッシュが基軸通貨になると考えているようです。

仮想通貨取引所の運営については、こちらをご覧ください。日本向け「SBIバーチャルカレンシーズ」と海外向けとして香港の取引所を年始めにも開始しそうです。

まとめ

 

金融業界は、今、フィンテックや AIなどの発達により、経営の過渡期を迎えています。仮想通貨の発達により、この先銀行は数を減らしていくことになるでしょう。

私は、SBIホールディングスは今後10年を考えたとき、金融業界でもっとも可能性がある企業だと思います。

 

 

  

 

 

 

スポンサーリンク