12月のライトコイン(Litecoin)高騰理由は?ライトコインの4つの特徴。

ライトコインが12月12日に高騰し、その後も高い価格を維持し続けています。12日の高騰の理由は、ライトコイン開発者のチャーリー・リー氏が海外メディア「CBNC」にデビューするというアナウンスがあったことによる期待感からのようです。 

また、一部からは、ライトコインの高騰は「Bitfinex(海外取引所)での引き出し障害が原因だ」という声が上がっていました。 

 

12月12日、1.8万円前後だったライトコインは一気に2.8万円まで高騰しています。 現在(2017年12月16日)は3.6万円です。順調に伸びてきていますね。

 

ライトコインの高騰原因は? 

 チャーリー・リーが「CBNC」にデビュー

ライトコインの創業者「チャーリー・リー」氏が海外ニュースメディア「CBNC」デビューするとのアナウンスがありました。ライトコイン認知度が向上すれば、新規購入者が増加し価格が上がるという期待値から高騰していたようです。

 

②「Steam」の利用券の決済が可能に 

Steamとは、欧米で最大のオンラインゲーム配信サービスです。そのSteamの利用券をBitreFillというサービスを通じてライトコイン決済できるようになりました。 

Steamはもともとビットコイン決済を受け付けていたのですが、ビットコインの送金スピードと送金手数料の問題からオンラインゲームでの少額決済には向いていないということになり、ライトコイン決済となったのです。

 

③今まで注目度が低かった 

世界で有数の仮想通貨取引所「コインベース」での取り扱いもあるのに、あまりスポットライトを浴びたことがないのがこの「ライトコイン」です。注目されているビットコインやイーサリアムに比べてはるかに安い値段で取引されています。やっと注目を浴びてきたということなのでしょうか。

 

ライトコインとは? 

 

ライトコインは、2011年3月から運用が開始されています。アルトコインの先駆けとも言われる通貨です。 

現在(2017年12月16日)、時価総額ランキングは「第5位」です。常に時価総額ランキングの10位以内には入る硬貨です。 

 

基本的な仕組みはビットコインとほぼ同じです。ビットコインを模範として作られていますが、より一般的な使われ方が目標とされています。 

ライトコインを表す言葉として有名なのが、「ビットコインが金ならライトコインは銀」という言葉です。これはライトコインを開発したチャーリー・リー氏が発言した内容です。 

 

 

 

ライトコインの特徴。ビットコインとの違いは? 

 

ライトコインはビットコインのシステムを基に作られていますので、基本的な部分は似ています。ライトコインの特徴を考えるには、ビットコインと比べるのがわかりやすいと思います。 

 

①明確な作成者が存在する 

 

ビットコインは、開発者がはっきりとわかっていません。「サトシ・ナカモト」という謎の人物が作成したビットコインに関する論文が発見され、それに興味を持った人たちが分担してコードを書き、現在の形まで作りあげたという話はありますが、実際「サトシ・ナカモト」が実在するのかすらわかっていません。 

一方で、ライトコインには「チャーリー・リー」という明確な作成者がいます。チャーリー・リー氏はもともとグーグルのエンジニアとして働いており、現在はアメリカの有名仮想通貨取引所「コインベース」で働いています。ライトコインを運営する団体も存在しています。 

 

②取引スピードが速い 

 

ビットコインを使った取引に約10分かかるのに対して、ライトコインの取引スピードは2.5分と非常に早いです。ビットコインの決済に10分というのは長すぎますよね。日常的な商品購入や飲食代の支払いで、支払い完了まで10分待つなんて考えられません。 

 

送金スピードの遅さは、ビットコインのデメリットとしてよくあゲラれており、ほとんどのアルトコインで改善が図られています。ライトコインも取引スピードは4倍になっていて、ビットコインよりも圧倒的な速さです。取引スピードが速い方が実用性が高いのです。 

 

 

③埋蔵量が多い

ビットコインの埋蔵量は2100万BTC、ライトコインの埋蔵量は8400LTCです。発行枚数が多いので、一般の生活にも普及しやすくなっています。 

 

 

④セグウィット導入 

ライトコインは、ビットコインに先駆けて、セグウィットを導入したことも大きな特徴です。セグウィットとは、取引履歴を圧縮することでデータ容量を少なくする処理のことです。

2017年5月にライトコインがセグウィットのライセンス認証を完了させる前後3週間で、価格が約4倍に高騰しています。それだけ、ライトコインのセグウィット導入は多くの人たちに期待されています。 

  

ライトコインを購入するなら 

 

2017年現在、ライトコインは、コインチェック、ビットフライヤー、ビットバンク、GMOコインなど多くの国内取引所で入手することができます。

コインチェック

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圧倒的な扱いやすさが魅力です。初めて仮想通貨を購入する人にはコインチェックをオススメします。取り扱い通貨も豊富でチャートも見やすいので登録していない人は必ず登録しておいた方が良いでしょう。 

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ビットフライヤー 

コインチェックと並び、国内取引所で人気といえば、ビットフライヤーです。2017年7月からライトコインの取引も開始しています。 

 

ビットバンク 

仮想通貨の取引に少し慣れてきたら、ビットバンクをオススメします。なぜならば、ビットバンクが手数料の面ではお得だからです。頻繁に取引をする場合は、指し値注文ができ、スプレッドの小さいビットバンクをオススメします。 

まとめ

ライトコインって確かに注目度が低いような気がします。ビットコイン、イーサリアム、ネム、リップルなどの陰に隠れているような‥でもそんな時に少額ずつ買っておくのが、仮想通貨で儲ける秘訣なのかもしれませんね。 

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