仮想通貨を購入する時に必要になるのが、取引手数料とか隠れた手数料とも言われる「スプレッド」(売りと買いの値段の差)です。スプレツドとはFXで使用されている言葉ですが、投資初心者の方は初めて聞く言葉ではないでしょうか。
スプレッドとは?
スプレッドには「広がる」「値幅」「差額」という意味があります。つまり、スプレッドとは、売りと買いの値段の差のことです。売りよりも買いの方が高いように常に設定されています。買ってすぐに売ったらその分、損をするというわけです。スプレッド分は仮想通貨業者の手数料となるわけです。
ちなみにFXのスプレッドと比べて、仮想通貨のスプレッドはとてつもなく高く設定されています。それでも購入する人が多いのは、仮想通貨の将来性を信じている人、儲かると考える人が多い証拠だと思います。
仮想通貨取引を行うのなら、スプレッドが小さい取引所を選ぶべきです。手数料で大きなお金を払うのはもったいないですよね。
私が取引を始めて行う時に一番気になったのは、手数料が全部でいくらくらいかかるのかということでした。仮想通貨の購入には、スプレッド以外にも、入金、出金手数料や取引手数料も必要になります。
取引所ごとの手数料の比較
ビットフライヤーの場合
入金手数料
銀行振込 無料
クイック入金 324円
出金手数料
三井住友銀行 216円(3万円未満)432円(3万円以上)
三井住友銀行以外 540円(3万円未満)756円(3万円以上)
取引手数料
ビットコイン 簡単取引 現物 0.01~0.15%
アルトコイン 現物 0,20%
スプレッド
※現在のスプレッドではありません。スプレッドは状況次第で変わっています。取引所のページからご確認ください。
コインチェックの場合
入金手数料
銀行振込 無料(振込手数料は有)
コンビニ入金 756円(3万円未満)
クイック入金 1000円(5〜30万円)
出金手数料
日本円出金 400円
ドル出金 2500円
取引手数料
Taker手数料 0.000%
Maker手数料 0.000%
スプレッド
※現在のスプレッドではありません。スプレッドは状況次第で変わっています。取引所のページからご確認ください。
ザイフの場合
入金手数料
銀行振込、コンビニ決済でかかる手数料のみ
出金手数料
50万円未満 350円
50万円以上 756円
取引手数料
Taker手数料 -0.01%
Maker手数料 -0.01%
手数料がマイナスというのは、取引するほどわずかながら仮想通貨がもらえるということです。
スプレッド
※現在のスプレッドではありません。スプレッドは状況次第で変わっています。取引所のページからご確認ください。
GMOコイン
入金手数料
即時入金 無料
振込入金 手数料のみ
出金手数料
無料
取引手数料
無料
スプレッド
GMOは本日(12月9日)のスプレッドです。数日前にビットコイン3000円から5000円に値上がりしています。
まとめ
仮想通貨の取引において、大きな差となるのは、出入金手数料や取引所手数料ではなく「スプレッド」です。ビットフライヤーは高いというのが定説のようですので、コインチェック、ザイフの方が良さそうです。ただし、コインチェックもザイフも売買が殺到した時は、サイトがダウンするという話も聞くので注意が必要です。
購入したい通貨がその取引所で取り扱われているかというのも注目しなければならないポイントですね。